狩猟音楽祭2019@東京国際フォーラム


f:id:xryumon:20191006150906j:image
いつもながら東京フィルハーモニー交響楽団の高いクオリティの演奏を聞けて大満足であるのに加えて、モンハン15周年という事もあってか今回はゲストが多く、自作ゲームを作る際に音楽でどう表現すればよいか皆目見当がつかず挫折した私にとっては、曲のコンセプトを伝える側とそれを実現する側双方にリスペクトをもっているので、今回も開発背景や秘話をご当人直々にいろいろ聞けて非常によかったです。覚えきれてないですが、思い出しながら書いています(多分後で追記します)。

 

まずは小ネタ関連。

・前衛拠点セリエナの曲は旧大陸への望郷の想いが込められている
藤岡Dも知らなかったらしい。改めて聞くと、頷けますね。
・(音楽にはあまり絡まないけど)アイスボーンで登場のギンセンザル、実はかなり前(3rd?)から猿を登場する予定だったが、マスター直前でプーギーに置き換え
藤岡Dから辻本Pに申し入れがあったとの事。積年の想いからか、最近ギンセンザル推しなのはこういった背景が。

題目も今回はとてもゴージャスでした。

・「生命ある者へ」を生演奏で聞けたのが非常に貴重でした。世界観が非常に伝わる名曲ですね。作者の小宮山さん自身が客席から聞いていてぐっとくるものがあった位、演奏も素晴らしかったです。
・アイスボーンメインテーマ「継がれる光」は、自分のPS4のダイナミックテーマにも設定していていつも聞いてますが、聞くたびに味が出てくる名曲だと思います。

・アンコール2曲目、タイトルに「祖龍」の文字が。マジですか!今回最大のサプライズだったかもしれません。ikukoさんののびやかな唄声でフィーチャリングされたミラルーツのテーマを生演奏で聞けるのは今後もそうはないと思います。

・そしてやはり「英雄の証」。その後のモンハンの数々の名曲を残してきた作曲家達にすら多大な影響を与えた、もはや神曲であるこの曲の作者の甲田雅人さんの話を聞けたことは貴重な体験でした。何も引き継がなくても、モンハンのすべての要素が盛り込まれたこの曲を聞けば伝わる。狩猟音楽祭のアンコールの最後はいつも英雄の証なのですが、何度聞いても感動する曲ですね。


最後はスタンディングオベーションでした。
今回、アイスボーンの中盤以降の曲はお預けだったので、また来年に期待です。